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『ダックスフントのワープ』
藤原伊織といえば、テロリストのパラソルで乱歩賞と直木賞をW受賞した作家として有名ですね。本作は、その藤原伊織のデビュー作にして第9回すばる文学賞受賞作です。

大学生の「僕」は、高い知能をもった自閉症傾向の「マリ」という10歳の少女に、自ら創作したダックスフントの寓話を語ります。スケートボードに乗ったダックスフントが坂道を猛スピードで下り降りている際、5歳の女の子に衝突しそうになります。ダックスフントは衝突を回避するためワープします。ワープした先は<邪悪の意思の地獄の砂漠>でした。

おそらくこの粗筋では内容が意味不明かと思われます。
主人公がマリに語る寓話をひとつの軸とし、マリの家庭環境、主人公とマリの担任の女教師などの人間関係を交えて物語は進みます。
ハッピーエンドで終わるのかと思いきや、ラストで唖然。
収録されている他の短編についても言えますが、藤原伊織の描く暴力と破壊は、それらがごく当たり前の日常や平和の隣り合わせの地点に存在していることをまざまざと思い出させてくれるので怖いですね。
| 書籍:小説 | - |
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